16ピンDIP FPGAのスペック
作る!私のDIPコンピュータ
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| 16ピンDIP FPGAミニモジュールは,Altera MAX 10を搭載し,JTAG端子をユーザ端子と共有する設計で,外部電源は3.3V,コンフィグは磁石で制御可能な特徴をもつ 〈著:圓山 宗智〉 |
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16ピンDIP FPGAミニモジュールの概要
16ピンDIP FPGAミニモジュールは,AlteraのMAX 10シリーズ,型番10M02DCV36C8Gを搭載した小型のFPGAモジュールです.パッケージはDIP-16でピン・ピッチは2.54mmとなっています.外部電源電圧は3.3Vで,VDD端子とVSS端子は基板上で対角位置に配置されています.
搭載されるFPGAは2Kのロジック・エレメントをもち,内蔵のコンフィグ用フラッシュ・メモリによって電源投入時の自動設定が可能です.FPGA自体の電源電圧は1.2V,2.5V,3.3Vに対応しています.パッケージはVBGA36で,サイズは約3.4mm四方,厚み0.46mm,ボールピッチ0.4mmの小型設計です.
電源と周辺回路の特徴
モジュールにはMICREL製のLDOレギュレータMIC5332-J4YMT-TRが搭載されており,1.2Vと2.5Vの2系統の電圧を300mAまで供給できます.パッケージはMLF8で非常にコンパクトです.これによりFPGAの複数電圧ラインの安定供給が実現されています.
また,ホールICとしてABLIC製のS-5712BCDH1-I4T1Uを実装しています.このホールICはCMOS出力でアクティブハイ,オムニポーラタイプで3.0mTの磁界を検出します.電源電圧は3.3Vで,パッケージ・サイズは1.2mm×1.4mmと小型です.ホールICの出力はFPGAのJTAGイネーブル(JTAGEN)端子に接続されており,磁石を近づけることでJTAG機能が有効になり,FPGAのコンフィグレーションが可能になります.磁石を離すとすべての端子がユーザ用に使えます.
ピン配置とJTAG機能の共有
16ピンDIPモジュールのピン配置は,1番ピンから8番ピンが片側に,9番ピンから16番ピンが反対側に配置されています.1番ピンはFPGAのC1端子に,2番ピンはE1端子に接続されています.JTAG端子はユーザ端子と兼用で,例えば1番ピンのC1はJTAGのTDI機能と,7番ピンのC3はJTAGのTMS機能と共有されています.
JTAG用の4本の信号線はユーザピンとシェアされているため,コンフィグ時以外はユーザの自由に使えます.基板には1番ピンの位置を示す切り欠きがあり,モジュールの向きを間違えないよう注意が必要です.FPGAチップ自体はCSPパッケージで,基板上では光沢のある大きなチップとして確認できます.1番ピンは基板の左下に来るように取り付ける点も重要です.
〈著:ZEPマガジン〉参考文献
- [VOD/KIT/data]新人技術者のためのRISC-V CPU設計 初めの一歩,ZEPエンジニアリング株式会社.
- [VOD/KIT]一緒に動かそう!Lチカから始めるFPGA開発【基礎編&実践編】,ZEPエンジニアリング株式会社.
- [VOD/KIT]Xilinx製FPGAで始めるHDL回路設計入門,ZEPエンジニアリング株式会社.
- [VOD/KIT]Zynqで初めてのFPGA×Linux I/O搭載カスタムSoC製作,ZEPエンジニアリング株式会社.
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