
[VOD/Pi5 KIT/data]最適解を高速応答!Linuxで作る電子回路設計AI
全3演習!数千の波形/インピーダンス/Sパラを学習し,回路と物理形状を自動生成
2026年1月21日
- 型名:z-aispeed-on1
- 仕様:実習キット,講義346分,解説329頁,実習用ソースコード
- 定価:58,300円(税込・送料無料)
- 講師:池田 浩昭(日本航空電子工業株式会社)
- 企画制作・主催:ZEPエンジニアリング株式会社
- 著作権に関する注意事項: 1人1ライセンスです.本製品のすべての映像,画像,文書テキスト,ソースコードは 著作権法によって厳格に守られています.無許可の転載,複製,転用は法律により罰せられます.
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【お知らせ】Raspberry Pi 5(8GB以上)をお持ち,またはご準備可能な場合は,以下の製品(実習環境設定済みマイクロSDカード付属版)がおすすめです.WEBセミナ「最適解を高速応答!Linuxで作る電子回路設計AI」 (2025年11月22日開催)を受講された方は, リピート学習割引価格(15,400円)にてお求めいただけます. こちら からお申込みください.
同梱キットの詳細
- Raspberry Pi 5 / 8GB
- microHDMI-HDMI変換ケーブル
- 5.1V 5A ACアダプタ
- ケース&ヒートシンク&ファン
- 実習環境設定済みマイクロSDカード(64GB)

実習内容
マイクロSDに実習環境を設定済みです.
| 実習 | 学習の 種類 |
項目 | 入力データ | 出力データ | 訓練 データ |
Python スクリプト |
備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Ⅰ | 分類 | TDR波形分析 | TDR波形(時間領域波形) | 回路構成(C, L, CL, LC, LCL, CLC, C-term, L-term) | 有 | 有 | 訓練データから求める実習あり |
| Ⅱ | 回帰 | Zodd / Zeven推定 | 配線幅,配線間隔,絶縁層厚 | Zodd / Zeven | 有 | 有 | 訓練と予測の両方を実習 |
| Ⅲ | 最適化 | 配線構造最適化 | 配線幅,配線間隔,絶縁層厚,差動配線間隔,周波数,配線長 | Sパラメータ,最適な配線構造 | 有 | 有 | 配線構造からSパラメータを求める回帰と最適化問題の組み合わせ |
-
実習Ⅰ:TDR波形分析
回路図・ネットリスト・TDR波形を訓練データとして準備し,ラズパイ上で学習(トレーニング)を実施します. 学習後は,入力されたTDR波形からラズパイが回路成分を推定します.
-
実習Ⅱ:Zodd / Zeven推定
訓練データは用意済みです.配線パラメータ(Z, W, tなど)を変化させてトレーニングを行い,Zodd/Zevenを推定します. 訓練データはApplied Simulation Technology社製の2次元電磁界シミュレータ(RLGC)で作成しています.
-
実習Ⅲ:配線構造最適化
配線の物理構造からSパラメータを算出し,損失・反射が規定値以下となる構造を探索します. 探索には遺伝的アルゴリズムやパレート解析を用います.
本製品の説明
本製品では,Linux環境下でAIを活用した配線設計の最適化手法を学びます.例として回路シミュレータを用いてゼロから訓練データを作成し,AI設計に必要な一連の工程を実践的に体験します.
データ処理には,Unix/Linuxのシェルスクリプトを使用します.必要なPythonスクリプト,訓練/テスト・データ,学習済みモデル,回路シミュレータはすべて事前にセットアップ済みのため,Raspberry Pi 5 に実装すれば面倒な環境構築は不要で,すぐに実習を始められます.なお,Windows環境でも,Windows Subsystem for Linux 2(WSL2)やCygwinを導入すれば同様の処理が可能です.
まず,機械学習の基礎として差動線路の物理形状(配線幅・間隔・絶縁層厚み)から奇モード・インピーダンス (Zodd) と偶モード・インピーダンス (Zeven) を予測します.
次に,所望のZodd・Zevenに一致する配線条件を機械学習で導出します.これは「逆問題」と呼ばれ,目標のインピーダンスに対応する配線条件を一発で求めることが可能です.
使用する機械学習アルゴリズムは,初学者でも扱いやすいランダム・フォレスト(RF)と,深層学習の基礎となるニューラル・ネットワーク(NN)です.NNは簡便に記述できるKeras(TensorFlow API)を用います.
さらに,差動配線が3本ある場合の12ポートのSパラメータを物理情報から予測し,RFやNNを用いて学習します.このAIを活用して,目的の反射損失・挿入損失・クロストークを満たす配線条件の導出も行います.
最後に,TDR波形から回路構成を予測するAIモデルを作成します.Qucs-Sを使って回路モデルを生成し,NGSPICEでTDR波形を計算します.その計算結果を訓練データとして整理し,AIモデルを学習・推論させるところまで一通り実習します.



目次
(1) 機械学習とは
- 機械学習の概要
- 機械学習と従来の計算処理の違い
- 機械学習の分類
- 機械学習のアルゴリズムの説明
- 機械学習の実例(プリント基板の配線情報から放射電界を予測)
(2) 機械学習の事例(座学)
- 差動線路のZoddとZevenを配線情報から予測(順問題・回帰)
- 目的のZodd・Zevenになる差動線路の配線情報を予測(逆問題・回帰)
- 3組の差動線路のSパラメータを配線情報から予測(順問題・回帰)
– ニューラルネットワークを使い回帰モデル作成 - 3組の差動線路の特性を最適化(最適化問題)
– 遺伝的アルゴリズムを利用 - TDR波形から回路構成を予測(分類)
– ニューラル・ネットワークを使い分類器を作成
(3) 機械学習の応用事例(実習)
- Raspberry Pi5の使い方
- 配線情報から差動線路のZoddとZevenを予測(順問題・回帰)
- 目的のZodd・Zevenになる差動線路の配線情報を予測(逆問題・回帰)
- 配線情報から3組の差動線路のSパラメータを予測(順問題・回帰)
- 3組の差動線路の特性を最適化(最適化問題)
- TDR波形の分類
(4) 機械学習に必要な環境
- Pythonの基本ツール(pandas, matplotlib, numpy, scikit-learn, TensorFlow, scikit-rf)
- Unix/Linuxのシェルスクリプト(mv, ls, find, grep, sed, for文, if文)
- Gnuplotによるグラフ表示・一括処理
- Awkによる多数ファイル・データ処理
(5) データ処理(実習)
- 訓練,検証,テスト・データの作成方法の流れ
- Qucs-Sの簡単な取り扱い方法
- TDR波形から等価回路を予測するための機械学習用データ作成手順(実習)
- 学習用データ作成スクリプトの詳細
- まとめ&補足情報
講演の目標
- AIの利用方法が身につく
- AIを使った設計最適化が可能になる
- AIのアルゴリズムを理解できる
- AIのための訓練データをゼロから作成できるようになる
- Unix/Linuxを使った膨大なデータ処理技術が身につく
- Pythonの基礎知識が身につく
- Raspberry Pi5をLinuxマシーンとして利用できるようになる
受講対象者
- プリント基板や高周波回路の設計に関わるエンジニア
- 設計効率や自動化に関心のあるエンジニア
- AIモデルを活用して設計の最適化や自動化を行いたい方
- 学生・研究者でAIを回路設計に応用したい方
- 回路シミュレーションやTDR解析を用いたデータ生成・分析に興味のある方
- 実習でのスクリプト操作やデータ処理に抵抗のない方
あると望ましい予備知識
- Unix/Linuxのシェルスクリプト
- Pythonの基礎知識
受講者が用意するもの
- Raspberry Pi(Pi5推奨)
- リモート接続ソフト(例: RealVNC Viewer for Windows)
ダウンロードはこちら
講師紹介
略歴
- 1994年 東京農工大 電気電子工学科卒
- 1994年 日本航空電子工業株式会社入社.プリント基板設計,シグナル・インティグリティのシミュレーション業務に従事後,USB-IF,PCI-SIG,VESAなどでコネクタの高速伝送規格化活動に携わりながら,ノイズ対策業務を行っている.iNARTE認定EMCエンジニア,EMCマスタ・デザイン・エンジニア
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主な著書
- [Book/PDF]デシベルから始めるプリント基板EMC 即答200,ZEPエンジニアリング.
- USB Type-Cのすべて,CQ出版社.
- USB3.2のすべて,CQ出版社
- 8K映像/USB3.1対応!ケーブル&コネクタ 10Gbps伝送技術,CQ出版社
- 電子回路シミュレータLTspice設計事例大全,CQ出版社
本製品を購入された方へ
青字のリンクをクリックして,本製品購入後にメールにてお知らせしたパスワードを入力してください.
講義動画
『最適解を高速応答!Linuxで作る電子回路設計AI』講義動画.mp4
00:00:10 第1章「機械学習とは?」目次
00:01:12 1_機械学習の概要
00:09:26 2_機械学習と従来の計算処理の違い
00:19:35 3_機械学習の分類
00:32:00 4_機械学習のアルゴリズムの説明
00:53:45 5_機械学習の実例(プリント基板の配線情報から放射電界を予測)
01:24:02 6_まとめ
01:34:31 第2章「機械学習事例」
01:35:30 Raspberry Piの簡単な使い方
01:47:52 第2章「機械学習事例」目次
01:51:49 1_W、S、T→Zodd、Zevenを予測(順問題、回帰)
02:13:18 実習
02:38:08 2_Zodd、Zeven、Tから差動線路のW、Sを予測(逆問題、回帰)
02:42:37 実習
02:50:49 Q&A
02:52:38 3_3組の差動線路のSパラメータを予測(回帰)
03:08:33 4_3組の差動線路の特性を最適化
03:24:16 実習
03:29:08 5_TDR波形から回路構成を予測(分類)
03:35:54 実習
03:41:37 5_TDR波形から回路構成を予測(分類)続き
03:56:12 第4章「機械学習に必要な環境(実習)」目次
03:56:59 1_機械学習に必要な知識
04:04:55 Pythonの基本ツール
04:40:34 2_Unix/Linuxのシェルスクリプト
04:47:43 3_Awkによる多数ファイル・データ処理
04:59:46 4_Gnuplotによるグラフ表示・一括処理
05:07:26 まとめ
05:08:06 Q&A
05:09:47 訓練/テストデータの作成手順の目次
05:10:41 1_訓練、検証、テストデータの作成方法の流れ
05:13:33 2_Qucs-Sの簡単な取り扱い方法
05:19:57 3_TDR波形から等価回路を予測するための機械学習用データ作成手順(実習)
05:36:12 4_学習用データ作成スクリプトの詳細
05:44:56 まとめ
講義テキスト(著作権保護のためパスワードがかけられています)
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