Gbps超 高速伝送基板の設計ノウハウ&評価技術

(1)ギガビット信号伝送の動作原理 (2)ビット誤り率10-12以下の信号を伝える基板や
FPGA基板設計の要点 (3)ジッタやTDR測定(講義340分/394頁)


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Gbps超 高速伝送基板の設計ノウハウ&評価技術
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お申込み前にご理解いただきたいこと

  1. 本VODは,2021年11月4日に開催したウェビナを録画して編集した動画です.繰り返し再生,一時停止,巻き戻しが可能です.

講義の内容

あらまし

数ギガビットの高速伝送では,従来のディジタル回路のように配線パターンをつなぐだけではうまく動きません,本セミナでは,10ギガビット・クラスの超高速伝送回路でも確実に動作させるためのポイントを基本の動作原理から学ぶことができます.高速伝送を実現する技術と基板化する際のポイントと実基板の評価測定技術についても,実習・実演を交えて丁寧に解説します.

※配布資料のサンプルはこちらからどうぞ

図1 差動ビアは線路方向にずらさず配置する 図2 高速ラインのパターン幅とチップ部品の幅を合わせる 写真2 ブレークアウト部のパターン…分岐後の長さはできるだけ短くし,線路長も合わせる
写真1 試作した高速ディジタル基板を使ってジッタを評価しているところ

アジェンダ

Part1: ギガビット信号伝送の基本と基板設計テクニック

(1)プリント基板でギガビット信号を伝送する際の問題点

(2)プリント基板でギガビット信号を正しく伝送するための基礎知識
  基板パターン線路の電磁界特性と特性インピーダンスの関係を把握する

(3)FR-4基板のパターンで数G~数十Gbpsの高速伝送を実現するための技術や規格

(4)【実習】フリー&機能無制限のRF回路シミュレータQucsStudioで高速ラインの信号反射とその対策を学ぶ

(5)エラー率が低い(10-12以下)のギガビット伝送を実現するための基板設計の要点

(6)ギガビット信号を伝送するFPGA基板で欠かせない電源ネットワーク(PDN)と適切な設計技術

Part2: ギガビット・クラスの高速基板の評価技術

(1)ギガビット信号波形の観測テクニック

(2)アイダイアグラム実測によるギガビット波形のジッタエラー・レート10-12の測定と対策

(3)ギガビット基板パターンのインピーダンス評価(TDRなど)

ショートセミナ

本セミナの概要

高速ディジタル信号伝送回路で起きる種々の問題

近端と遠端クロストーク計算回路(QucsStudio用)

USB TypeCコネクタの基板パターン例

受講対象

  • 数ギガビットの高速伝送ディジタル伝送回路をこれから設計する方
  • より確実な動作が得られるギガビット基板設計技術を知りたい方
  • ギガビット伝送規格の要点と評価技術を知りたい方

あると望ましい予備知識

  • 電気・電子回路の基礎知識

講演の目標

  • ギガビット信号伝送技術の要点がわかる
  • より確実な動作が得られるギガビット回路基板設計の要点が理解できる
  • ギガビット信号の評価技術のポイントがわかる

実習に必要なソフトウェア

フリー&機能無制限のRF回路シミュレータQucsStudio

講師紹介

略歴

メーカで高速デジタル高周波の混在回路開発設計に30年以上従事.高速回路設計,EMC対策回路設計のコンサルタント

主な著書

トランジスタ技術,インターフェース誌,トランジスタ技術スぺシャルなどの技術記事執筆など