[キット・モジュール]
実験用27.5G-29.5GHzバンド・パス・フィルタ
MZ-mmBPF1
通過範囲 27G~31GHz,通過ロス -2dB@28GHz
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定価:127,000円(税抜) 139,700円(税込)
納品まで約1か月かかることがあります. - 型番:MZ-mmBPF1
- 設計・開発:加藤 隆志(株式会社ラジアン)
- 企画:ZEPエンジニアリング
- メーカ名:マルツエレック
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概要
本製品は,28GHz帯を利用する超広帯域通信“5G”用に開発されたミリ波5G対応アップ・ダウン・コンバータ MZ-mmCon1の伝搬実験用バンド・パス・フィルタです.5G用ミリ波アンテナ(MZ-mmAnt1など)を使った28GHz帯の無線データ通信の伝搬実験に利用できます.MZ-mmCon1のRF受信端子(Rx)およびRF送信端子(Tx)とミリ波アンテナの間に挿入して使います.
通過範囲は27G~31GHz,通過ロスは28GHzで約-2dBです.技術適合証明は取得しておりません.本製品は電波暗室でご利用ください.
本製品は,ミリ波5G用のバンド・パス・フィルタ MMCB2528G5T-0001A3(TDK製)を実装した基板を内蔵しています.入出力端子である同軸コネクタは,145-0701-802(Cinch Connectivuty Solutions Jphnson),ケースはMTB018-001(ミクロ工業)のカスタム品です.電波吸収体 MFHT200-75-S1を貼って,アイソレーションを高めています.
使い方例 ミリ波の伝搬実験
ミリ波帯のスペクトラム・アナライザが1台と,アップ・ダウン・コンバータ MZ-mmCon1が1台,実験用27.5G-29.5GHzバンド・パス・フィルタ MZ-mmBPF1が2台,実験用28GHzミリ波パッチ・アンテナ MZ-mmAnt1が2台あれば実験できます.
技術資料
- 開発元(Radiun社)紹介ページ「mmCon1用28GHz帯バンドパス・フィルタ mmBPF1」
- ミリ波5G用のバンド・パス・フィルタ MMCB2528G5T-0001A3(TDK)のデータシート
- 5G時代の先進ミリ波ディジタル無線実験室[Vol.1 ミリ波の性質と広帯域通信の実験環境]
- 5G時代の先進ミリ波ディジタル無線実験室[Vol.8 初めての28GHzミリ波伝搬実験]
- 5G時代の先進ミリ波ディジタル無線実験室[Vol.9 帯域優先?精度優先?2種類の周波数変換方式]
- [キット・モジュール]ミリ波5G対応アップ・ダウン・コンバータ MZ-mmCon1
スペック
- 通過特性(実測) 通過範囲 27G~31GHz,通過ロス 28GHzで約-2dB
- 外径 35×25×16 mm
- 備考 ケース両端に2.92mmコネクタとM3ネジ穴が付いています.シャーシ・パネルに直接留めることができるため,大きなロスの原因となる貫通コネクタが不要です.下記の写真に3mm厚のアルミ・パネルに取り付けた例を示します.
- ミリ波5G対応アップ・ダウン・コンバータ MZ-mmCon1
- 実験用28GHzミリ波パッチ・アンテナ MZ-mmAnt1
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- 実験用27.5G-29.5GHzバンド・パス・フィルタ MZ-mmBPF1
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