マクスウェル方程式から始める
実用プリント基板設計 超入門
プロへの登竜門!電気信号と電磁波のふるまいを理解しよう
【主催】 | 【企画】 |
![]() |
![]() |
---|---|
ピーバンドットコム | ZEPエンジニアリング |
- イベント名:GUGENコンテスト2023
- 会場:秋葉原コンベンションホール(2023年11月28日 12:00~18:00)
- 演題:マクスウェル方程式から始める実用プリント基板設計 超入門
- 日時:2023年11月28日(火) 14:00~15:50 受講料:無料(全2セッション)
- 定員:150名
- 講師:池田 浩昭(日本航空電子工業株式会社) / 加藤 隆志(株式会社ラジアン)
- 主催:株式会社ピーバンドットコム
- 企画:ZEPエンジニアリング株式会社
【Tech 1】
絵解きマクスウェル方程式!今さら聞けないノイズ発生のメカニズム
なぜ配線から電波が放射されるの? なぜ信号が速くなると伝わらないの?

- 日時:11月28日(火) 14:00~14:50
- 講師:池田 浩昭(日本航空電子工業株式会社)
- 会場:秋葉原コンベンションホール
講演内容答えは「マクスウェルの方程式」にある電気信号を伝えるプリント基板から、なぜ、放射ノイズ(電波)が発生するのでしょうか? ディジタル回路は電波を出すための回路ではありません.ところが,プリント基板で動かすと,信号は配線の中を伝わっているはずなのに,なぜか空中にノイズが放射されます.放射されたノイズは,周辺の電子回路やシステムのパフォーマンスに悪影響を及ぼします. 配線を伝わる信号が電波に変身するメカニズムを紐解くためには,電気系技術者なら誰しも聞いたことがある「マクスウェル方程式」の理解が欠かせません.この方程式は,電気理論の基本中の基本ですが,電気系エンジニアの鬼門になっています. そこで本講演では,「マクスウェル方程式」を高気圧と低気圧に例えてわかりやすく解説します.また,伝送線路のインピーダンスを測定するTDR(Time Domain Refrectmetry)の正しい測定法と,高周波回路やデバイスをSパラメータで表してシミュレーションに組み込む方法も説明します. 受講対象
講師紹介略歴
主な著書
|
【Tech 2】
10Gbps時代を乗切る!ハイパフォーマンス差動線路の設計
正しく電磁界をイメージして,正しくモデリング&シミュレーション

講演内容「差動線路」が鍵を握るUSB4(最高40Gbps),HDMI2.1(最高48Gbps),PCI Express 6(最高64Gbps)など,汎用ディジタル・インターフェースの伝送速度は,50Gbpsを超えてきました.また,28GHz帯を利用する次世代5G用RFチップのベースバンド・アナログ信号の帯域も6GHzを超えています. これらの超高速・高周波信号は,同軸ケーブルに代表されるシングルエンド方式の線路では,波形品質を維持し,ノイズ放射を抑えた伝送は不可能です. この課題を解決する方法は,次のメリットをもつ「差動線路」の採用です.
差動線路の正確なモデリングとシミュレーション技術を解説数十Gbpsの超高速信号がスムーズに流れるパフォーマンスの高い差動線路を設計するためには,アートワークを始める前に,正しい$S$パラメータ・モデルを使ったシミュレーション検証を繰り返す必要があります.不正確に設計された差動線路間の位相差や電位差は,線路インピーダンスの誤差を生み出し,不整合による定在波を発生させたりします. 本講演では,超高速・超高周波時代に備えて,正確な差動線路モデルを作るためのネットワーク・アナライザを使った測定技法やシミュレーションの方法を実例を示しながら解説します.高性能な「差動線路」は,EMCにおいても大きなアドバンテージが得られることでしょう. 受講対象
講師紹介略歴
主な著書
著者が開発したキットやモジュール
|
お問い合わせ
ZEPエンジニアリング株式会社
177-0041 東京都練馬区石神井町1-23-10 2F(映像編集室)
info@zep.co.jp (03)6803-2591